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atelierPIIKA Exhibition
cocon
2023.4.1〜4.27
at bowl(佐賀県北松浦郡有田町)
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4月末、約1ヶ月弱という、長めの会期の個展を無事に終えることができました。
もうね、こんなに心が揺れたことはなかった。
自分が情けないくらいに、現実をこれでもかというくらいに見せつけられました。
…と書けば、失敗したってこと?と思われてしまうかもしれませんが、そういうことではないんです。
そういうことでは決してなかった。
やってよかったとしか思っていませんもの。
ただ、小さくまとまっているのが明らかで、壁を越えないようにしている自分が情けなくて情けなくて。
ということはね、壁はいつでも立ちはだかってる訳ではなくて、自分がその壁の前にいることを選んでいるんだなと、はっとしましたね。
わたしは、ステイし続けることが得意ではないので、さっさと超えるために傷だらけになってみたいなと思いました。どうせ治るから。
こんな風に自分の心は渦巻いたましたが、展示の空間は本当に素晴らしかった。
生み出した作品たちはどれも優しく、もっと魅力を伝えなくては!と強く心に決めました。
わたしはあくまでも裏方でいい。
わたしは別にいいんです。でもこんなにも優しくて温かいんだから、届ける努力はもっとしたい。
ご縁をいただいたお客様の顔を見ていたら、わたしができることもっとやらなくっちゃ!と、そう自分を鼓舞することができました。
そういう意味でも進まなくてはならない。
そのためにやれることもたくさん見つかって、至らないことに落ち込んだけれど、まだ頑張れることがあるのは幸せなことだな、とも思えたんです。
心の底から。
悲喜交々、この言葉がよく似合う、笑って泣いてが比喩ではなくて、本気で自分と向き合えた機会を頂けたことに、心から感謝申し上げます。
またわたし、頑張れます!ありがとうございました!
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展示期間を経てひとつ、自分の癖の中で、これは長所かもしれない、と思えることを見つけました。
わたしは直ぐ、自分に、「なんで?」と尋ねる癖があります。
なんでそう感じたの?なんでそう思ったの?
なぜそれが欲しいの?なぜそうなりたいの?
こんな風にたくさんのなぜを突きつけるのは、大変かもしれないけど、自分で自分の心を探偵すると、発見がたくさんあるものです。
思わぬところに落とし所が見つかるものです。
今抱えている悩みの本質は、全く別の顔をしていることがとても多いのです。
必ず道は繋がっている、点と点は繋がるのです。
これは、占星術からもカードからも日々学んでいます。
わたしはこれからも問いを立て続けたい。
なんで、表現者になりたいのか。
そこから何を得たいのか、どうなりたいのか。
なんとなくから始まったatelierPIIKA ですが、なんとなくのままにしておかず、核を探していきたいと思います。本当は、目を逸らしていたいけど、ね。
だってわたし5ハウス魚座なんだよな…土星先生がこの答えを必ず連れてきてくれる。だから逃げずに向き合いたいですね。
(見識のある方ならば、なるほどね!となるはずです…苦笑)
背骨の通った、骨格のしっかりとした、不格好でもいいから、泥臭くてもいいから、カッコつけずにそのままを見せていきたい。
どうせ、変わるんですから。
ずっと同じではいられないからこそ、その過程を思い切り見てもらいたい。
そうして皆さまに育ててもらうのがatelierPIIKAなんだと思うから。
わたしひとりでは、ここまで頑張れませんでした。
本当にひとりでは無理でした。
逆に考えると、だからこそもっと頑張れる。
ひとりじゃないんだもの。
今ひととき、少しのんべんだらりとペースを落としながら、パワーを溜めて、来週くらいからまた走り出すことでしょう。
次は、7月。
福岡でお会いしましょう!
またお知らせさせていただきます!
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