わたしはちっとも母らしくないのだけれど、
なぜだか子育てをさせてもらっている。
娘は昨年末に4歳になった。
転機だったな、と感じる時が、振り返るといくつかあるのだけれど、出産もそのひとつだなと感じている。
お仕事のことでモヤモヤが晴れなくて、どうにもこうにも煮え切らず、なぜだか頭を抱えていて、とにかく漠然としている、という、
霧の時期を迎えていた頃だった。
そろそろ自分としっかり向き合っていかなければいけない、そのためにわたしは時間が欲しい、仕事を一旦離れる時間がいる気がする、と思っていた。
そんな結婚丸3年を目前に控えた頃、ほぼほぼ諦めていた妊娠を経験した。
欲しい欲しいと思っていたのは、実は執着に似たようなところがあったなぁ〜結婚したからには子どもを産まなくてはいけない気がしていたし、何よりわたしはいいお母さんになれるような気さえしていた。
ちっとも妊娠しないのは、この執着の他にもあって、主にはわたしの身体の体質。典型的な不妊体質でしたので。
振り返ると、なんかもうできなくてもいいかも〜
とすごくふっと力が抜けた頃に"できた"んです。
彼氏がほしい時ほど"できない"現象と似ているなと思う。
出産を機に、わたしも少しずつプチ働き方改革をしてきているのだけれど、いつでも中心には、
"わたしの背中を見て娘がどう思うかな"
"イキイキしたところを見せられるといいな"
ということ。
正直なところ、わたしのような見切り発車な人間がここまで何かを続けてこれたことだけでも大当たりだし、作品を見ていただける機会が巡ってくること自体、奇跡です。
けれども、人って悩むものですよ。
その時はそれに夢中になってしまう。
悩むことに夢中になるもの、ではないのかな。
また、どうでもいいことなら、悩まない。
だとしたら、不毛に見える悩みだって、生きている証拠なのではないだろうか。
渦中の時にはわからなくとも、そうなのだとわたしは思います。
時は流れて、娘とはしっかり意思疎通がとれるようになっている今、母なのだけれど、小さなこともちょっと相談なんかしてみている。
「ママの神様はおばあちゃんだよ。笑ってるよ。」
こんなことをふと言うような子なので、
どう思う?とつい聞いてしまっている。
今現在、5月の個展のことで頭がいっぱいで、アワアワしている自分と対峙しているので、我が家のイタコさんに話を聞いてもらったところです。
「ママ、気にしなくていいよ、簡単にできるから。」
他にもありがたいお言葉をいただいたのだけど、この一節には非常にハッとさせられた。
ラッキーカラーは紫とピンクだそう。
紫、代表的なのは、射手座のカラー
わたしの土星があるサイン、2ハウスにあります。
ピンク、金星を表すので、天秤座や牡牛座にぴったりです。
わたしの金星は牡牛座、7ハウスにあります。
震えるなぁ、なんか、すごいぞ、これは。
と見識がある方はおわかりいただけるでしょうか?
自称 紫好き、と声高に主張している彼女なので、もしかするとテキトーなのかもしれない。
でもなんとなく大丈夫な気持ちになってくるのだから、母としては、お告げだ、ということにしておくことにする。
ちなみに、わたしはちっともいい母ではない。
器が小さく、気分屋で、家事だって苦手。
だけどひとつだけ、なるだけ同等に扱う、ということだけは念頭に置いています。
子どもは本当にすごい。ただサイズが小さいだけ。生きている年数はあまり関係がない。
彼女の出生図からもパワフルなことは存分に伝わってくるので、こちらが小さく圧縮することなく、のびのびと育ってくれたらいいなと願います。
親がこの子の人生を邪魔しない
が我が家の合言葉。すぐ邪魔しちゃうんだけどね。うまくいかないこともあるけど、概ねでいいだろう、ということで。
赤ちゃんといるのが辛くて泣いた日もあったし、声を荒げて怒り飛ばすこともある。
それでも神様は健在です。
大事にして行かないといけないよね、本当に。
いつか子育て中の方達と、正論ではなく、ただただぼやきあったり、作戦を立てたりするような会を設けられたらいいなぁ〜というのがひとつ夢。
その中で星の学びが役に立つなら、存分に使わせていただきたい。
きっとそのうちに、と思っています。
皆様の近くにも、思いもやらぬ形でお告げをくれる誰かや、物、動物がいるかもしれません。
そういう気づきが意外と日々の張りになるものですよ◎
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