梓 塩屋

2023年10月4日4 分

個展『 浮遊 』を経て思う、『 癒し 』とは。

10/1を持ちまして、今年最後の(予定)展示を無事終えることができました。

関わってくださった全ての方に、感謝申し上げます!

ブログに写真を貼らない!と決めているので、

様子をご覧になりたい方は、是非ともインスタグラムからよろしくお願い致します。

atelierPIIKA

Exhibition

浮 遊 - ふ ゆ う -

__________

浮かんで 揺れて

包み込まれて

漂いながら

ただ、このときを味わいたい

時間を自分のために 贅沢に使う喜び

たまには地に足をつけなくたって 

いいじゃない ?

__________

展示テーマはこんな感じでした。

揺れるとかぶら下げるとか、そういう表現にしたい!っていうのはずっとあって、

今回はいつもよりディスプレイもスムーズだったかな…実は、あまり得意ではないんです。。。

展示題をどうするかは、とても大事なことだと思っています。

意図をお客様にわかりやすく伝えるには、やはり言語化も大事なので。

ただでさえ、私の表現は曖昧ですからね。

ここから少し、西洋占星術のことを交えながらお話ししていきます。

あなたの世界観は?

ということを知りたければ、5ハウスが参考になります。

私の場合は、魚座です。

境界線がなく、溶け合うのは魚座の特徴。

芸術や音楽から得られる、なんかいい、癒されるよね、とかそういう感覚的なことも魚座らしいといえます。

魚座ってこんな感じだよ、って伝えるのが難しいのが魚座というか。

神社に行った時に、整う感覚、癒される感覚があると思いますが、あの体感が魚座らしいです。

皆が根底でつながり、わかる!みたいな。

集合的無意識みたいな。

ソレです。

言葉にならないものは伝えるのが難しいですよね。

だからこそ、なんとか断片だけでも!と思って、言葉を足しています。

だからこそ、展示題や、スカーフに付ける短編の詩も、表現の一部として大切にしています。

とはいえ、私自身は全く癒し系のキャラクターではないはず。物を作るとなぜだか癒し系が出来上がる。不思議ですね。ほんとに不思議なので、私が作ったんだよなぁ〜と毎度自分でも腑に落ちなかったり。。。

とにかく、一度私の展示に来てみてください。

参拝だと思って尋ねてみて欲しいです。よく、わかっていただけると思います。

ただ、わたし自身は、癒しを提供したいとか、できているとか、ずっと認められなかったんですよね。

だって、癒しって何よ、と思いませんか?

癒されるってなんといってもわかりにくい。

生み出したもの、これらが胃袋に入って満足することも無ければ、今の所資産価値を有しているとも言えないですから、いつかは要らないものになるかもしれない。物ですからね。

なんかなー、癒しって何よ、ってずっとよくわからなかったんです。

人生において後回しにされがちな感覚だし。

日本人は特に、オバーワークでも耐える人たちですからね。

確かにそう思ってたんですが、今年に入って、癒しの重要性がはっきりとしてきたんです。

まず、リラックスしていると、全てうまくいくことを体験できた。

具体的にというとたくさんありすぎるのですが、

例えば、引き寄せ的なことも、心身が癒やされていて、葛藤がないと、すぐ叶うことがわかりました。

今年はたくさん叶っています。

たくさん、というと誤解があるかもしれませんね。わかりやすく100万円が入ってきたの!とかそういうことはないですけどね。今の所。これは今後に期待です!笑

でもとにかく、叶っています。

その前に。

今年ひょんなことから、著名な方のハガキサイズの書が手元に来るという経験をしました。

その方の個展で購入すると、1万円だそうですが、私は千円しかお支払いしてません。

おまかせコースだったので、何が届くだろう?とワクワクして待っていました。

届いてみたら、

『 癒 』

これが1文字でした。

例えば福とかさ、もっとありがたい感じのやつが良かったなぁ〜仮にもフリーランスですから。と思って、ちょっぴりがっかりもしたんですが、日に日に理解していくわけですね。この1文字の偉大さを。

癒すものって、ある意味生活必需品ではありません。

無駄と捉える方もいるでしょう。

現に、自然災害、コロナなどを目の当たりにし、自分のやっていることの意味がわからなくなることも多々ありました。

でも、今回の展示で思い切り自分が癒されてみて、確信に変わりました。

まずは、自分が癒されないと。

そこから全ては始まるってこと。

PIIKAは、お手伝いさんという意味を持つと、これまでもたくさんお伝えしてきましたが、

なんていうか、パッと決めたんですね。直感ていうか。

『わたしはあなたを癒すお手伝いさん。

ただそこに居るだけだけど、

お腹も身体も満たすことはできないけれど、

心の平穏のお手伝いはできます。』

やっと9年経って、自分の直感を腹の底から理解しました。

迷い、惑うことはまだまだあるはず。

ただし、このことはもう、迷わないでいようと決意できたことは大きな収穫です。

浮 遊 - ふ ゆ う -

思わぬところにギフトがありました◎

またここから、胸を張って歩んでいきます◎

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